町内清掃
土曜日は仕事が入ったため、休日は日曜日のみ…。
その貴重な休日は町内一斉清掃で始まったのです。
しかも、田舎って早起きのおじいさん、おじさんがほとんどだから、6時開始というのに5時台には何やら外から物音がし出す訳で…、つまり、6時だと『遅刻』のような状況なのです。
しかし、田舎生活でそんな事を言っちゃおしまい!はいっ、参加しますよ。
この日の清掃メニューは、ドブ川の泥をすくって土嚢に詰めるというもの。
男性は1.6メートル下の川で、スコップでドロドロの泥をすくい、1.6メートル上の土手に乗せ、女性はその泥を土嚢に詰め込むわけです。
毎回、わたしは土嚢の袋を持って、一杯になったら口を閉め、しかるべき場所へ移動する係でした。
ところが…。
その日はそうもいかなかったのです。
今年度の班長のおじさんに「若いんだから下におりて、泥をすくって」と…指示されまして(汗)。
そこにいた女性全員が「えっ?!」という、驚きの表情をしながらも、皆気付かぬフリ。
そりゃそうよね、火の粉が飛ぶのはみんな嫌よね。
男手が欲しい班長さんは、夫を参加させようという魂胆なんでしょうが、夫は安静必須なのです。
もちろん、班長さんもそんな事情は知らないのだから、降りましたよ、ドブに。
ちなみに長靴はお洒落長靴…(苦笑)。
パンツもお出掛けパンツ…(涙目)。
やりましたよ、顔に泥をはねさせながら…。
「いいのよ、上がって袋を持ってなさい」と、近所のおばあさんに言われ、終盤男手が増えて上へ。
ほどなく作業終了〜(ほっ)。
しか〜し、その時点で胸骨が痛い事に気付き、夜には背中が鈍痛で眠れないほど痛くなりました。
打撲箇所は治ったと思っていたけれど、甘かった〜、本日早退をして病院へ…。
(つくづく、夫は参加しなくて良かったと思います)
「NOと言えない」と言うよりも、言っても素直に受け取っては貰えないシチュエーションが残念。
誰だってやりたくないし、みんな年だし、みんなあっちこっち痛いだろうし。
田舎は高齢者社会、つまり、日本の未来の縮図なんだなぁ…。
あ〜っ、背中痛い。
夫も、この先無理しなきゃいけない場面に出くわさなきゃいいなぁ…。
by hinabitanabihi
| 2012-04-24 21:57
| 日々