里帰りレポート1
やっとこさ辿り着いた福島の実家。
我が家は警戒区域には指定されておらず、海辺にほど近い、高台住宅地ということもあって、ここは安心とばかりに、多くの人が避難先/移住先に選び、近所には仮設住宅や、新築が立ち並びはじめていました。
今までは「え?これのどこが住宅地?」だったのが、どこから見ても立派な住宅地になりました。
今じゃ南で工事、東はお引っ越し、北は購入者が決まり、西は地鎮祭…と、盛り上がり。
地鎮祭続きで神主さんもお忙しい模様。
そう言えば、義理姉家族と我が家で食事に出掛けたところ、どこもお店はいっぱい。
国道も車のライトが続々と流れて来る、過疎地とは思えない様子でした。
「人…。増えた?」と聞いたところ、「避難と移住で数倍に人口が膨れた」のだそう。
(避難で)住所も移さない人も多いのだから、かなりの人口なのでしょうね。
ずいぶんと、賑わっていて、安心したような?
違和感を感じたような?
とは言え、我が家は何も変わらず。
隣に家が建つので、生け垣をすべて抜き去り、フェンスを入れるのだそうですが、その前に配管を直しておきたかったんですって。
技術職の父は昔からこういった事も大好き。
だから「またですか?」な、家族のクールさに反し、わたしはこのスタイルにほっとするのです。
父も楽しそうでした。
ハンマードリルと書いてあります。
夫が見たら欲しがるだろうな…。
それにしても、不動産・飲食店・スーパーなど、新規参入が多く、驚きました。
昔からあるスーパーは無くなり、全国規模のお店ばかり。
ちゃんと地元に還元されているのか、少し不安になりました。
つづく
by hinabitanabihi
| 2012-09-19 21:39
| 日々