距 離
毎週1回は必ず入りに行く台温泉の温泉旅館があって、泉質も去ることながら、柔和なおばあちゃんと、もの静かな娘さんのもてなしが心地よく、どの温泉旅館よりも居心地が良いのです。
(写真はいただいたホウレン草を茹でたものです)
あぁ、なんだか嬉しいな…と、思った矢先に
「どこから来たの?」と、おばあちゃんに尋ねられました。
「○○町です」と答えると、「言葉が違うねぇ…」と…。
よく言われることなのですが、悲しいかな、その言葉が出た瞬間、
さっきまで近く感じていたのに『よそ者なんだな…』と輪に入れない寂しさを感じてしまいます。
そんな時は「お嫁さんに来ました。よろしくお願いします。」と答えることにしています。
なるべくいつも通りに、気持ちを込めて。
言葉が違ってもきっと伝わるさ…と、開き直って(笑:おばあちゃんもニッコリ微笑みます)
古くからの土地に受け入れてもらうのって大変だ…と、思います。
でも、人生に課題はあればあるほどいいのかな?なんて…。
最近は『郷に入れば郷に従え』的な柔軟さが必要だと感じるようになりました。
自然に、自分らしく…。
※台温泉も新芽がワシワシと芽吹いて、一週間経つとまた全然違う表情になります。
陽もずいぶん長くなりましたね…。
by hinabitanabihi
| 2011-06-03 22:28
| 日々