急げば5月に引っ越しが出来たのに、どうしても行きたい場所があり、ここまで長引いてしまいました。
それは夏しか行けない『温泉』…。
笑われても、理解されなくても、我が家にとってはとても大切なものなのです。
楽しいときも、つらい時も、温泉がありました。
多くの温泉の中でも、ここは行きたい!と思う温泉が6月からとなれば、「もう少し待ってから引っ越しを…」という気持ちにもなるものです。
そこで、『夏限定の温泉の〆』に向ったのです。

入り口へ到着すると、看板がありません。
そして悲しいかな、今年の大雪でダメージを受けた建物が目に入りました。
張り紙には6月の中旬と書いてありましたが、この様子ではもうしばらく時間が必要かも…。
残念ですが、あのような姿を見てしまっては仕方ありません。
時間が掛かっても営業を再開してくれれば…。
ファンとしては、祈るような気持ちです。
その温泉は八幡平のアスピーテライン沿いからすぐのところにあるので、気持ちを切り換えて、もうひとつの目的地、玉川温泉へ。
玉川温泉の泉質は希少です。
最後になるかも知れないと思い、のんびりしてきました。
何度も通った八幡平の樹海ラインや、アスピーテライン。
例年なら残雪も少なくなっているところですが、今年は随分と雪が残っています。
気温も随分低くなったかと思えば、朝は車に暖房を、昼は冷房、午後は送風〜暖房といったように、一日のなかで大きく変動します。
天気も晴れのち曇りのち雨のち曇り…(笑)
山の天気です。
クマに会えるかな?という微かな希望も、これではまだまだ無理だな…と、諦めモードでした。
しかしながら、コロコロ変わる天気と温度に、1年間の出来事が走馬灯のように甦り、妙に納得するドライブとなったのでした。





このような残雪の多い八幡平は初めてでした。
自然に「いつもの」という考え方は当てはまらないのでしょうが、少しでも穏やかであるといいな…と、思わずにはいられないのでした。
「またいつか…」こころの中で、お別れしました。
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by hinabitanabihi
| 2013-06-07 20:52
| 風景
お引っ越し先では数日前より『梅雨入り』したようです。

こちらとは異なるであろう梅雨…。


あの清々しい陽気は永遠に続くかと錯覚しましたが、やはりそういう訳には行かない模様。
でも…変だなぁ。
何故、桜の開花は1ヶ月〜2ヶ月遅れるのに、梅雨入りは数日しか違わないのだろう??
ふ〜ん、暇だとろくなことを考えないのだなぁ(笑)。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-29 21:21
| 風景
初めて早池峰ダムを訪れたときの「スケール感」に対する感動は今も記憶に新しいのです。

あれから3年、当時の感動こそはないけれど、やっぱり好きな場所には変わりはありません。
けれど、「慣れ」というのは悲しいもので、当たり前の風景になりつつあるのも事実なのです。
とは言え、風景に鮮度や感動を求めても仕方なく、重要なのは自分自身の在り方かな?と思うこの頃。
どこへ行っても、何をやっても、結局はそこなのでしょうね。
さてさて、来年の今頃、自分はどんな事を考え、理想に近づいているのか、遠退いているのか?
ここでの生活の反省点を含めて、成長していたいものです。
そんな事を考える一日なのでした。
<おまけ>
食べ納め

苦しくなってきたのです。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-27 20:40
| 風景
引っ越しの日が迫って来ていることをリアルに感じるこのごろ。

『温泉おさめ』も始めています。
写真は鉛温泉の『藤三旅館』。
一番最初に入った(泊まった)のがこちらの旅館でした。
まだ東京に住んでいて、山手線の、JRのポスターを見て決めた温泉でした。
この旅館で初めて、鄙びた時間の良さというものを認識したように思います。
ここから始まった北東北生活…。
厳しい寒さを耐え抜いて、今まさに、心地よい季節が到来しています。
この季節の中、ここを去るのは、良い印象しか残らず、非常にマズいのです(笑)!
そのくらい、身も心もほぐれる「最高の北東北の春」まっただ中なのです。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-26 21:20
| 風景
なかなか芽吹かなかった北国の樹々たち。

※ここで、お知らせ※
北東北の生活をお伝えしてきたこちらのブログですが、転居に伴い、間もなく更新を終了します。
大好きな北東北の澄んだ空気とお別れするのはとても淋しく、転居まで、ここでの生活を愛おしく、噛みしめて生活したいと思っております。
新しい生活の場でブログをはじめるかどうかは決めかねていますが、こちらのブログは大好きな北東北の生活のみとし、6月の上旬をもって更新を終了します。
(ときどき里帰りして更新ということもあるかもしれませんが…どうなることやら)
さて、そんな我が家は引っ越しの整理を徐々に始めています。
人生で最後の引っ越しになる予定、夫と黙々と進めています。

残された北東北生活に心残りが無いよう、行っておきたい場所、もう一度行きたい場所を整理中。
写真はマルカンデパート大食堂!のカツカレー。
そう、先日「あさイチ」でも紹介されたあの10段ソフトのある大食堂なのです。
そんなに食べて大丈夫かと心配されるかも知れませんが、引っ越してしまったら食べたくてもしばらくは食べられないので今回ばかりは特別です。
変わらない懐かしい味なのです。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-18 21:22
| 風景
実家からの帰り道、仙台の街ナカを通過しようとしたところ、ハーフマラソンのため規制がかかり、通り抜けが出来ませんでした。
仕方が無いので、歩いて目的地まで向う事に…。

実家でも、運動不足を(…というか、汗をかかないことを)指摘されたのですが、汗をかかないのはやはり良くないであろうということで、最近はマメにウォーキングをし、ジムへも通っています。
しかしながら、実家でビールを飲み過ぎたので(苦笑)定期検診の採血の結果は期待出来なさそう…。
いやいや、まだ間に合いますから!
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by hinabitanabihi
| 2013-05-17 21:51
| 風景
仙台空港を利用したついでに、帰省しました。
みんな元気で何よりだったのです。

搭乗手続きも、機内サービスも、最小限。
揺れる前には機長さんがきちんと案内説明してくれるし、安全面は他社と同レベル。
手軽に利用出来る価格帯がなんと言っても助かります。
身体が大きい方や、ラグジュアリー感を求めている方には不向きかも知れませんが、移動時間の短縮とコスパを求める我が家にはぴったりだったのです。
もっと空路が増えないかなぁ…。
往復ともほぼ満席!
「ほんま、おおきに」も、可愛かったです。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-12 21:42
| 風景
3月20日に東京で桜が開花して、かれこれ1ヶ月ちょっと。

今日は氷雨が降りました。
ストーブから離れられない5月…異常です。
※明日からしばらく出掛けます。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-07 21:18
| 風景
オリーブ園や海岸など、予定以上にのんびり過ごしてしまい、帰りに立ち寄る予定の神戸と名古屋の時間が、だいぶ端折られてしまいました。


瀬戸内の写真でお茶を濁す事にします。
楽しかったなぁ…。

寝不足の日も、疲れが溜まっていた時も、本当に感謝!感謝!!だったのです。
(わたしのスピード恐怖症をどうにか克服しないと…と、思うのです)

こちらに戻って感じるのは、北東北は空が本当に綺麗だということ。
この当時、黄砂が飛んでいたのか?pm2.5が飛んで来ていたのかは定かではありませんが、北東北のような青空にはなかなか出会えませんでした。

戻って来て観察していると、北東北は兎に角、雨が降り、雪が降り、潤っています。
空気中の埃も雨と共に落ちて来るから空気がきれい。
(その代わり、いつも車が汚れる、洗濯が外に終日干せない、雑草がメチャクチャ生えるなど弊害も)
水分を含んだ土があるからブナの原生林がある。
戻って今日で12日目ですが、終日晴れたのは2日のみ(笑;春先ですから、恵みの雨です)
改めて、空気がきれいな土地なのだと実感しました。
寒いし、山にはまだ雪も残っていますけどね…。一長一短なのです。
<おまけ1>
今回の旅で購入して気に入った食べ物。


※他に海老とホタテがありました。(買っておけばよかったです)
<おまけ2>
神戸で泊まったビジネスホテルの間取り。

テレビも2つ、クローゼットも2つ、エアコンも個々に。
意表をつかれましたが、かなり疲れていたので、これはこれでお互い気にせず熟睡できました。
なかなかユニークな間取りだったのです。
最後に…。

何事もなく、今日も元気で笑っていられるのが何よりなのです。
これもひとえに、夫の安全運転のおかげ…ほんとうに、ありがとう。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-01 21:40
| 風景
瀬戸内市には「牛窓」という美しい海岸のある街があり、そこは地中海沿岸と似た風が吹くのです。
マッシュルームやズッキーニの生産が日本一で、オリーブも穫れます。




なんとなく、カーニュ・シュル・メールにあるルノワールの家を思い出します。




『オリーブのグラッセ』なるものがソフトにトッピングしてあります。
「?」と思い、味わってみると、意外や意外!(←失礼…)美味しいのです。
目からウロコな『オリーブのグラッセ』機会があれば是非ご賞味ください。


焼き杉の黒い日本家屋の中に、洋館がひと際異彩を放つその家で、彼は生まれたのだそう。
夢二って、そういったバックボーンのある人なのね…。
リゾート地としてはピークは過ぎたのかも知れませんが、ここがとても気に入ってしまいました。
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by hinabitanabihi
| 2013-04-30 21:06
| 風景