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ひなびたびなひ

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2013瀬戸内の旅3


京都〜大阪を経由し、岡山県へ!
(太陽の塔には後ろ髪を引かれましたが、横目に通過…)

瀬戸内海沿岸の街をラヒちゃん(ハイゼット)で気ままに散策。
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海辺の街は塩害のため、住宅はもっぱら焼き杉を使った黒い壁、屋根は陽射しを避ける為に瓦です。
雪の降る北国とは違います。

関西方面に来て新築が少ない…と言うか、古くからの家に住んでいる人が多い印象を受けました。
東北は古い家を受け継ぐというよりも、高気密高断熱の新建材を使った新築の暖かい家へ移り住む傾向があり、古い家は残っても、住んでいる人は少ないのです。
古い家は寒いし、凍結もするし、手がかかるし、脳卒中や心筋梗塞のリスクを回避する意味でも新築へ移行するのはもっともな選択。けれど、人工素材で出来た街並みに個性はなく、残念に思うところでもあります。

そう言う意味では、温暖な地方は寒さが死活問題にはならないと言う点で、住み続けられるのは良いことだなぁ…と、ほんわかとした陽射しと、爽やかな風に吹かれながら感じるのでした。

瀬戸内の温暖な気候を満喫しながら、田舎町をふらふらと、一日は過ぎていったのです。

翌日…。

いつものくせで、5時台に目が覚めた我が家は、早々に倉敷のビジネスホテルを後にし、店が始まる前の美観地区をお散歩しました。
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観光地すぎて、お散歩というよりも、やはり観光なのです。

とは言え、夫の視線はもっぱら「路地」なのですが…。
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「あっ」と言う方向を見れば路地、「んっ」と言えば路地。

そうそう、見過ごしがちなこんなところもよく見ています。
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忍者でも出て来そうな隠し戸。
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石のでこぼこに細かく調整した板張り。

ここでも感じるのですが、東北には大味なものが多いのです。
たとえば、円空の仏像は粗いです。
東北の神社仏閣もかなり大雑把です。

それは、不器用なのではなく、適当なのでもなく、荒削りな性格だからでもなく、基本「寒い地方」だからなのではないかと、温かい風に吹かれながら感じるのです。

温かいからこそ、ちびちびと石のデコボコに合わせて木だって気長に削れるように感じます。
でも、氷点下な気候下では、そのような作業は出来ず、気合いでもってガツンガツンと行かなければ作る事はできそうにありません。

風土の与える影響はやはり大きいのでは?

夫の見る視線から、勝手に妄想を膨らませたひなびーなのです。
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さすが晴れの国岡山。
ポカポカです。

途中、花嫁さんと花婿さんを発見。
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晴れる確立が高いと、企画もし易いですよね。
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雨が降らないと、空気中の埃が延々舞っている埃っぽさも感じますが、乾燥した空気は久しぶり。
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国際ホテルで休憩。
お目当ては、ロービー吹き抜けにある棟方志功の作品です。

大好きな棟方志功もやっぱりざっくり、津軽三味線もあの寒さがあってこその気合いなのです。
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渋い建築。

時代を感じるタイルなのです。
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ちなみに、岡山は耐火煉瓦や、タイルなどの生産で有名とのこと。

東北にはない味のあるタイルが渋いのです。
日本って広いなぁ…。
# by hinabitanabihi | 2013-04-25 21:45 | 風景

2013旅の記録2(改め)→2013瀬戸内の旅2


乗船時間が22時間近くもあった為、写真ばかりがやたらと多いフェリーの旅。
しかし…『1』の記録で、お腹が一杯になったので割愛します(笑)

到着したのは名古屋港。
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仙台と比べ、規模が違い大きい港です。

まさに『太平洋ベルト地帯』(←って、今も言う?)な表情なのです。
巨大なクレーンをひとりで動かしているなんて、マジンガーZな気分なのではないかと…。
高いところは平気なので、あの大きなクレーンに一度でいいから乗ってみたいのです。

到着してから車が出て来るまでの間、空気の違いを肌で感じていました。
これから先の旅にドキドキなのです。
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目指すは中国地方。

けれど、名古屋と中国地方ってそれなりに離れていますから無理せず京都観光で1泊!
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南は暖かいだろうと思っていましたが、寒波で3月並みなんだそうですね。
それでも、北国の人間にすれば3月でこれなら余裕な暖かさなのです。

山の形状も、植物も全く違います。

桜のシーズンは去ったようですが、ピークは桜で染まっていたであろう山が沢山♪

そして、京都。
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三十三間堂に、無料駐車場があるとは知らず、近くのパーキングに止めてしまいました。
(知らないと損する事はありますよね)

いちいち入館料を払うのもかったるく、気持ちは瀬戸内海な我が家は街歩きにシフトチェンジ!
(それでも三十三間堂は素晴らしく、見る価値大でした)
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でも、別な意味で路地裏も楽しいです。

百貨店Tにてお仕事をした事があったので、覗いてみようかと思ったものの、
既に場所を憶えておらず(汗)

地図にて場所を把握したものの、盆地独特の夜の寒さが身に沁みて来たため、寄らずに帰りました。

盆地はやはり朝晩が冷えますね。
風邪をひく一歩手前な京都だったのです。
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ひと晩明けて、早朝は宝ケ池界隈をお散歩。
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宝ケ池と言えば、グランド・プリンス。
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名作建築ですよね。

むかし、まだ「宝ケ池プリンスホテル」と呼ばれていた時に、出張で宿泊したのがコチラのホテル。
男性が大勢の中、紅一点のわたしは、何故かロイヤルスイートのお部屋に泊まる事になったのです。
それもたったひとりで…。
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広過ぎるスイートルームから臨む中庭は印象深く、今も変わりなく静かな佇まい。

リビング以外にベッドルームがあり、それはそれは大きなベッドがふたつ。
シャワールームもふたつ。
バスルームが別にひとつ…。
トイレもふたつ、ビデがひとつ。

そんな広い部屋に住んだ試しがなく、なかなか寝つくことが出来ませんでした。

不思議…。
忘れていた記憶も、その場所へ行くと思い出すものなんですね。
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時に…。

翌朝、播磨灘沖を震源とする地震で眼を覚ましたわけなのですが、久しぶりにドキドキしました。
予定では、京都の後は神戸もしくは淡路島に宿泊の予定でした。
けれど予定を変更し、一気に中国地方に向う事にしました。

移動中、ラジオにて「初めてアラートを聞いた」という投稿があり、自分はもう何度となく聞いたこの音を、未だ聞いた事がない人がいるのだという事を知り、羨ましくなりました。

色々な意味で違う東と西…興味深い。

いよいよ中国地方に突入なのです!
# by hinabitanabihi | 2013-04-24 20:23 | 風景

2013旅の記録1


帰途の船酔いが酷く、すっかり胃腸がやられてしまった情けないひなびーなのです。
これが行きの渡航でなくて本当に良かった…ラッキーだったのです。

さてさて、そんなに写真を撮っていないつもりでも、振り返ってみるとかなりの量を記録しておりまして、どんなふうに整理するのが良いのか実に悩ましいところ…。
正直、方向性を決めかねている状態での見切り発車「2013旅の記録」なのです。

まずはトラウマになってしまった素敵な船旅から…。
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今回目指したのは中国地方。

電車での移動や飛行機での移動も考えましたが、やはり我が家は「ラヒちゃんⅡ号」(ハイゼット←軽ですが何か?)でのマイペース旅が理想なのです。
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とは言え、軽自動車が高速を延々走るのもかなりヘビーですから(3ATですしね)そんな理由から仙台→名古屋はフェリーにすることにしたのです。

利用した「新いしかり」は奇しくも2011.3.11が初航海という、フェリーの中では最近のもの。
フェリーオブ・ザ・イヤーも1位を受賞し、日建スペースデザインの内装も楽しみだったのです。
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私たちが利用したのは1等の和洋室(窓つき)で、ブルーでコーディネートされていました。
女性デザイナーをメインにコーディネートしたというのも納得な感じです。
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ギリシャをイメージ?!には唐突な感じもしましたが、その世界に入ってしまえばなかなか居心地が良かったです。
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細部にまでこだわっているため、載せきれなく残念です。
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↑金物使いも、シンプルです。
ぱっと見た目にはわからないようにスッキリ見せています。
いい仕事、してますね。

ところで…気になるものを発見!

↓はいっ、エチケット袋(笑)
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行きはお天気も良く、揺れもさほど気にならなかったので、存在理由がわかりませんでした。

しかし、要所要所に「揺れる時もある」と、思わせるディティールが…。
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↑普通のドアチェックとは違います。
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↑そして、ラウンジの椅子が鎖でつながれています(苦笑)

まぁ、何はともあれ往路は楽しく、船旅サイコ〜!なんて気分なのでした。
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フェリーの滞在記は次回も続くのです。
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※餌をあげるフリを装う夫に「クぅ〜」と鳴くカモメ。

<続く>
# by hinabitanabihi | 2013-04-23 21:54 | 風景

無事に帰宅できました。


ミサイル打ち上げに始まって、淡路島の地震に宮城県沖の地震、三宅島の地震、四川省の地震、そしてボストンではテロ…。

出発してから数日の間に、気がかりなことが沢山ありました。

帰路では季節ハズレの雪まで降って…。
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思ったほど道路に雪は残っていなかったけど、家に着いた時はホッとしました。

さて、旅のまとめはゆっくりするとして、今日は久しぶりのマイ布団で爆睡します。

取り急ぎ、無事の報告を…。
# by hinabitanabihi | 2013-04-21 21:44 | 風景

帰途


大荒れにつき、船酔い中。
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上陸先では雪が積もっている模様。

ノーマルタイヤなのに…参った。
# by hinabitanabihi | 2013-04-21 14:46 | 風景
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のんびり生活


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