仙台空港からレンタカーで移動し、岩手に着く頃にはだいぶ陽が傾いていました。

やっぱり岩手の自然は雄大で美しい。
ここで暮らした経験は宝物です。
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by hinabitanabihi
| 2015-10-06 19:00
| そして
オリーブ園や海岸など、予定以上にのんびり過ごしてしまい、帰りに立ち寄る予定の神戸と名古屋の時間が、だいぶ端折られてしまいました。


瀬戸内の写真でお茶を濁す事にします。
楽しかったなぁ…。

寝不足の日も、疲れが溜まっていた時も、本当に感謝!感謝!!だったのです。
(わたしのスピード恐怖症をどうにか克服しないと…と、思うのです)

こちらに戻って感じるのは、北東北は空が本当に綺麗だということ。
この当時、黄砂が飛んでいたのか?pm2.5が飛んで来ていたのかは定かではありませんが、北東北のような青空にはなかなか出会えませんでした。

戻って来て観察していると、北東北は兎に角、雨が降り、雪が降り、潤っています。
空気中の埃も雨と共に落ちて来るから空気がきれい。
(その代わり、いつも車が汚れる、洗濯が外に終日干せない、雑草がメチャクチャ生えるなど弊害も)
水分を含んだ土があるからブナの原生林がある。
戻って今日で12日目ですが、終日晴れたのは2日のみ(笑;春先ですから、恵みの雨です)
改めて、空気がきれいな土地なのだと実感しました。
寒いし、山にはまだ雪も残っていますけどね…。一長一短なのです。
<おまけ1>
今回の旅で購入して気に入った食べ物。


※他に海老とホタテがありました。(買っておけばよかったです)
<おまけ2>
神戸で泊まったビジネスホテルの間取り。

テレビも2つ、クローゼットも2つ、エアコンも個々に。
意表をつかれましたが、かなり疲れていたので、これはこれでお互い気にせず熟睡できました。
なかなかユニークな間取りだったのです。
最後に…。

何事もなく、今日も元気で笑っていられるのが何よりなのです。
これもひとえに、夫の安全運転のおかげ…ほんとうに、ありがとう。
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by hinabitanabihi
| 2013-05-01 21:40
| 風景
瀬戸内市には「牛窓」という美しい海岸のある街があり、そこは地中海沿岸と似た風が吹くのです。
マッシュルームやズッキーニの生産が日本一で、オリーブも穫れます。




なんとなく、カーニュ・シュル・メールにあるルノワールの家を思い出します。




『オリーブのグラッセ』なるものがソフトにトッピングしてあります。
「?」と思い、味わってみると、意外や意外!(←失礼…)美味しいのです。
目からウロコな『オリーブのグラッセ』機会があれば是非ご賞味ください。


焼き杉の黒い日本家屋の中に、洋館がひと際異彩を放つその家で、彼は生まれたのだそう。
夢二って、そういったバックボーンのある人なのね…。
リゾート地としてはピークは過ぎたのかも知れませんが、ここがとても気に入ってしまいました。
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by hinabitanabihi
| 2013-04-30 21:06
| 風景
犬島のことを思い出しながら、幸せな気分で床に就いたからなのか?
翌朝はすっきりと目が覚め、体調も上々な瀬戸内の朝。
もちろん、早起き!5時台です。

この日も気持ちよく晴れの1日となりました。
目覚めが早いと行動も早い我々は、時間を惜しむように動き出します。


(すみません、、、勉強不足で知りませんでした)
まだ9時前ということもあり、開いておらず、廻りを散歩させていただきました。

この塀は多分、オリジナルですよね…。かまぼこの塀なんて見た事もありません。
どうやって作ったのでしょう?美しい仕上がりです。
会館支度をしている管理の方に「椿山が有名ですから、どうぞこちらは開いておりますからご覧になってください」と促されたので、閑谷学校の塀続きの「椿山」へ。



その静寂のトンネルの突き当たりには、津田永忠氏の髪と爪が納められた墳墓がひっそりと。

昔のままの姿をこうやって今も守っている、守りたいと思われて、本望でしょうね。
備前の山は桜が満開。

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by hinabitanabihi
| 2013-04-29 20:22
| 風景
旅も中盤。
気付けば当初の予定、2日目の淡路島をパスした予備日も、いつの間にか使い果たしていた我が家。
本来、四国もまわる予定でしたが、今後の予定も考え、四国は通過&うどん休憩のみとなりました。
「瀬戸内国際芸術祭2013」を楽しみにしていたのですが、香川を拠点にまわる余裕はなく、せめて「犬島」だけはと、広島→愛媛(1泊)→香川(うどん)→岡山(宝伝港)と駆け足で移動に費やしました。

雨の「あ」の字もないからっとした天気だったのです。

そして、建築と現代アートが展開されて、私たちの好みにぴったりだったからなのです。



















また、瀬戸内国際芸術祭2013の全ての島をまわってみたくなりました。

とても楽しかったし、是非、おすすめしたい場所でした。

犬島は、花崗岩が採れる事でも有名だそうで、家の土台が花崗岩で出来ていたのが驚きでした。
あらゆるところに、花崗岩が使われていましたよ。

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by hinabitanabihi
| 2013-04-28 22:16
| 風景
倉敷市〜岡山市で一泊し、翌日は尾道へ。

野良猫のいる街。



東北にも野良犬がいないのに、瀬戸内にはいるんですね…。
坂の多い街。



ただ、いつもそんな所に住んでいる我々からすると弱く感じるのですが、瀬戸内独特の?やわらかな時間と、錆びれた感は都会から来る人からすれば異次元なのかもしれないなぁ…などと、ぼんやり思ったり…するのでした。

なんとも心地よく暖かい。

相変わらず瀬戸内の春の海は碧だったのです。
さて、このあと広島へ向う我が家ですが尾道へ来たからにはこれでしょう。

地元の人で行列ができる人気のお店へ滑り込みセーフ!
(このあと、行列ができていました)
背脂が沢山でしたが、さっぱりといただけましたよ。
さぁ、広島へ!
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by hinabitanabihi
| 2013-04-26 20:11
| 風景
京都〜大阪を経由し、岡山県へ!
(太陽の塔には後ろ髪を引かれましたが、横目に通過…)
瀬戸内海沿岸の街をラヒちゃん(ハイゼット)で気ままに散策。

雪の降る北国とは違います。
関西方面に来て新築が少ない…と言うか、古くからの家に住んでいる人が多い印象を受けました。
東北は古い家を受け継ぐというよりも、高気密高断熱の新建材を使った新築の暖かい家へ移り住む傾向があり、古い家は残っても、住んでいる人は少ないのです。
古い家は寒いし、凍結もするし、手がかかるし、脳卒中や心筋梗塞のリスクを回避する意味でも新築へ移行するのはもっともな選択。けれど、人工素材で出来た街並みに個性はなく、残念に思うところでもあります。
そう言う意味では、温暖な地方は寒さが死活問題にはならないと言う点で、住み続けられるのは良いことだなぁ…と、ほんわかとした陽射しと、爽やかな風に吹かれながら感じるのでした。
瀬戸内の温暖な気候を満喫しながら、田舎町をふらふらと、一日は過ぎていったのです。
翌日…。
いつものくせで、5時台に目が覚めた我が家は、早々に倉敷のビジネスホテルを後にし、店が始まる前の美観地区をお散歩しました。

とは言え、夫の視線はもっぱら「路地」なのですが…。

そうそう、見過ごしがちなこんなところもよく見ています。


ここでも感じるのですが、東北には大味なものが多いのです。
たとえば、円空の仏像は粗いです。
東北の神社仏閣もかなり大雑把です。
それは、不器用なのではなく、適当なのでもなく、荒削りな性格だからでもなく、基本「寒い地方」だからなのではないかと、温かい風に吹かれながら感じるのです。
温かいからこそ、ちびちびと石のデコボコに合わせて木だって気長に削れるように感じます。
でも、氷点下な気候下では、そのような作業は出来ず、気合いでもってガツンガツンと行かなければ作る事はできそうにありません。
風土の与える影響はやはり大きいのでは?
夫の見る視線から、勝手に妄想を膨らませたひなびーなのです。

ポカポカです。
途中、花嫁さんと花婿さんを発見。



お目当ては、ロービー吹き抜けにある棟方志功の作品です。
大好きな棟方志功もやっぱりざっくり、津軽三味線もあの寒さがあってこその気合いなのです。

時代を感じるタイルなのです。

東北にはない味のあるタイルが渋いのです。
日本って広いなぁ…。
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by hinabitanabihi
| 2013-04-25 21:45
| 風景
乗船時間が22時間近くもあった為、写真ばかりがやたらと多いフェリーの旅。
しかし…『1』の記録で、お腹が一杯になったので割愛します(笑)
到着したのは名古屋港。

まさに『太平洋ベルト地帯』(←って、今も言う?)な表情なのです。
巨大なクレーンをひとりで動かしているなんて、マジンガーZな気分なのではないかと…。
高いところは平気なので、あの大きなクレーンに一度でいいから乗ってみたいのです。
到着してから車が出て来るまでの間、空気の違いを肌で感じていました。
これから先の旅にドキドキなのです。

けれど、名古屋と中国地方ってそれなりに離れていますから無理せず京都観光で1泊!

それでも、北国の人間にすれば3月でこれなら余裕な暖かさなのです。
山の形状も、植物も全く違います。
桜のシーズンは去ったようですが、ピークは桜で染まっていたであろう山が沢山♪
そして、京都。

(知らないと損する事はありますよね)
いちいち入館料を払うのもかったるく、気持ちは瀬戸内海な我が家は街歩きにシフトチェンジ!
(それでも三十三間堂は素晴らしく、見る価値大でした)

百貨店Tにてお仕事をした事があったので、覗いてみようかと思ったものの、
既に場所を憶えておらず(汗)
地図にて場所を把握したものの、盆地独特の夜の寒さが身に沁みて来たため、寄らずに帰りました。
盆地はやはり朝晩が冷えますね。
風邪をひく一歩手前な京都だったのです。



むかし、まだ「宝ケ池プリンスホテル」と呼ばれていた時に、出張で宿泊したのがコチラのホテル。
男性が大勢の中、紅一点のわたしは、何故かロイヤルスイートのお部屋に泊まる事になったのです。
それもたったひとりで…。

リビング以外にベッドルームがあり、それはそれは大きなベッドがふたつ。
シャワールームもふたつ。
バスルームが別にひとつ…。
トイレもふたつ、ビデがひとつ。
そんな広い部屋に住んだ試しがなく、なかなか寝つくことが出来ませんでした。
不思議…。
忘れていた記憶も、その場所へ行くと思い出すものなんですね。

翌朝、播磨灘沖を震源とする地震で眼を覚ましたわけなのですが、久しぶりにドキドキしました。
予定では、京都の後は神戸もしくは淡路島に宿泊の予定でした。
けれど予定を変更し、一気に中国地方に向う事にしました。
移動中、ラジオにて「初めてアラートを聞いた」という投稿があり、自分はもう何度となく聞いたこの音を、未だ聞いた事がない人がいるのだという事を知り、羨ましくなりました。
色々な意味で違う東と西…興味深い。
いよいよ中国地方に突入なのです!
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by hinabitanabihi
| 2013-04-24 20:23
| 風景
もう氷点下にはならないであろう、雪解け後の地味な風景。
関東以南の風景とはかなりの温度差ではないか?と思うのですが、北国の我々にとっては、このユキのない、地味な風景こそが春なのです。

そろそろ動物たちも動き始めるのではないかとキョロキョロしていると…。
「おやっ?」(笑)

しかも、逃げない。
ちょっと試しに「北の国から」の「る〜っるる」をやってみると、聞き耳を立てて聞いています。
車が動き出すと…。

あっ、と、思って止まると。

なんだか、つかみどころがなく、何を考えているのかわからない生き物なのです。
春を謳歌中に、ストレスを与えては可哀相なので、すぐに我々はこの場を去りました。
そろそろ閉山中の山ではクマも冬眠から目覚めてノソノソ動き出すのでしょうね。
一方…。

こういうマイペースなタイプは白鳥のみならず、人間にもいますよね。
身近に感じる動物たちのあれこれなのでした。
春だ…(涙)嬉しいなぁ
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by hinabitanabihi
| 2013-03-30 20:33
| 日々
昨年末に、ランプの宿を訪ねた帰り、黒石市内に立ち寄る事にしました。
本当は、天気が崩れる前に帰るつもりでしたが、自炊宿の足音やらドアの音などで、わたしも主人もまんじりとも出来ず、このまま高速道の運転は危険と判断し、弘前市のビジネスホテルへもう一泊することにしたのです。
(次に行くときは、離れに泊まりたいと思います)
幸い、天気は雪ではなく雨…。
ほっとして黒石市を散策しました。
何と言っても、黒石市は津軽系こけしの地。

雪深いこの土地では「こみせ」があるのとないのでは大違い。

老朽化で、朽ちているところも。

現在営業していません。(営業していたら入りたかったな)
新しく「こみせ」を作り、残そうとする動きも。

古い建物は維持するのが大変で、もったいないなぁ…と思いながらも、北国で維持するにはやはり難しいのかもと思えるこの頃です。

雪が多いからベンチも折りたたみです。

たたんでいる図↑

知恵を出すというよりは必然で出来ているこれら…冬に来ると説得力があります。
ところで…。
今回も夫はゲットしましたよ。

寒い土地ですが、何故かぽっとあたたかいものを感じるところでもあるのでした。
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by hinabitanabihi
| 2013-01-09 22:20
| 日々